【“肩コリ”がひどい人のために】:安全に「肩回し」をするための方法を紹介します。

芽を出す。 リラクセーション

不安緊張が高まると、肩に力を入れていたり、身体を縮めていたりするために、肩こりを起こしがちです。

特にストレスを感じなていなくても、ずっと仕事に取り組んでいると、やはり肩がこってくるものです。

今回は、そのようなときに、肩を痛めることなく、安全に「肩こり」を解消するための方法をご紹介します。

光を浴びる女性

はじめに。

職場でずっと仕事に取り組んでいると、肩がこってくるものです。そのようなときは、「肩回し」などをして、そのコリをほぐそうとすることがよくあります。

しかし、急に肩回しなどをして、逆に肩を痛めてしまったことはないでしょうか。

がこっているときは、の周辺の血管細くなっていたり、筋肉冷え硬くなっていたりするものです。

そのような状態のときに、無理動かせば、痛めてしまうのも当然かもしれません。

しかし、「肩回し」をして、肩の周辺の血流を良くして、筋肉の緊張をほぐしてあげることは、決して間違った方法ではありません

今回は、いろいろある「“肩こり”解消法」の中でも、安全に「肩回し」をするための方法をご紹介します。

相談室にいらっしゃるクライエントさんには、「キツネさん」と呼んで紹介している方法です。

簡単ですので、この機会にぜひ覚えられて、この「肩回し」実践してみて下さい。

肩コリ解消法:「“キツネさん”の肩回し」の手順。

「“キツネさん”の肩回し」のやり方を、手順にそって順にご紹介します。

なお、この「肩回し」「キツネさん」と呼んでいるのは、指で「キツネさん」を作るからです。

(1)【右肩の「肩回し」】:最初は、右肩「肩回し」です。

右手で、「キツネさん」を作り、それを右肩に乗せます。

右手のキツネさん。
キツネさんを肩に乗せる。

(2)右手で作った「キツネさん」を肩に乗せたまま、右腕「肘」に持ってきます。

(3)この位置から、「肘」を意識して、前からゆっくりと上に挙げるようにして、右腕全体を大きくまわしていきます。

そのまま今度は、「肘」を上から後ろを通して、下に向けて、ゆっくりと回していきます。

(4)そこから、「肘」を下を通ってゆっくり前に持ってくると、最初の位置に「肘」が戻ります。

(5)ここまでが、「“キツネさん”の肩回し」による、「右の肩回し」「一回目」です。

このまま、同じように、「肘」を意識しながら、肘で大きく円を描くようにして、「5回」ほど、右腕全体をゆっくりとまわしましょう。

 (6)【注意】:真剣にやると、どうしても息を止めがちですが、これはよくありません

リラクセーション法を行うときに、息を止めてしまうと、リラクセーションの効果を半減させてしまいます。

それを防ぐために、「肩回し」始める前に、最初息を大きく吸って息を吐きながら「いーち」と声を出して、数を数えながら、「肩回し」します。

「肘」元の位置に来たら、再び息を大きく吸って息を吐きながら「にーい」と声を出して、数を数えながら、同じように「2周目」の「肩回し」を始めます。

これを続けて、「5回」ほど、ゆっくりと「肩回し」を行います。

(7)ここまで、「肘」を「前から上」→「上」→「後ろから下」→「前」と、5回ほど、ゆっくりまわしました。

【ここがポイント】:ここまで終わったら、今度は、「逆方向」「5回」ほど、肘をゆっくりとまわします。

(8)【逆方向での「肩回し」】:今度は「肘」を「前から下」→「下を通って後ろ」→「後ろから上」→「上から前」とまわして、「肘」をゆっくりと一周させます。

このときも、息を止めずに、息を吐きながら、数を「いーち」、「にーい」と数えて、肘をゆっくりと5回ほどまします。

(9)【右腕による「肩回し」のまとめ】右手「キツネさん」をつくり、それを肩に乗せて、右の肘で大きな円を描くように、ゆっくりと5回ほど右腕全体をまわします。

息を止めないために、最初に息を吸って、息を吐きながら数を数え、肘を意識して、腕全体をまわすことが大切です。

5回ほどゆっくりと回せたら、今度は「逆方向」になります。ゆっくりと肘を意識して、腕を5回ほどまわします。

ここまでが、「右肩」「肩回し」です。

ふね

(10)【左腕による「肩回し」】:今度は「左腕」「肩回し」になります。

同じように、左手「キツネさん」をつくり、それを左肩に乗せます。

(11)「左腕」「肘」を意識しながら、ゆっくりと「前から上」→「上から後ろ」→「下を通って前」へと、「肘」で大きく円を描くように、左腕全体を動かします。

ここでも、息を止めないために、数を数えながら行いましょう。

(12)「肘」を意識して5回ほど、ゆっくりと左腕をまわせたら、今度は、「逆方向」に5回ほど、「肘」を意識しながら左腕をまわします。

(13)息を吸ったり吐いたりしながら、逆方向でも左腕5回ほどゆっくりと回したところで、「左腕」による「“キツネさん”の肩回し」が終わります。お疲れまでした。

まとめ。

「キツネさん」を作って「肩回し」をすると、最初のうちは、かえって肩回しをしずらく感じるかもしれません。

しかし、そのようにして「肩回し」をするのには、理由があります。

肩の周辺は、僧帽筋、三角筋など様々な筋肉が、複雑に重なり合っています。そのような複数の筋肉で支えられているを、筋肉が冷えて硬くなっている状態で無理に動かすと、周辺の筋をいっぺんに痛めてしまいます。

それを防ぐために、肘や腕が危険な軌道を描かないように、無理のないところで、肩の周辺の筋肉を安全に動かすために、指先を肩のところで固定して腕を動かすための方法が、今回ご紹介した「“キツネさん”の肩回し」なのです。

「5回ほどで十分なのですか?」と言う質問もよく受けますが、「それで、十分です!」とお答えしています。

最初に大きく息を吸って数を数えながら息を吐いていくように、指示を致しました。

このようにして「肩回し」を行うことで、酸素を十分に取り込んだ血液が、ゆっくりと肩を回すたびに、肩を支える筋肉の周辺を流れ始めます。

それによって、の周辺の筋肉暖められて、肩の血流がよくなり、肩のコリが取れてくるのです。

肩こりを解消するために、今日では様々な肩のストレッチが開発されています。

しかし、それらを肩が冷えているときに、急に始めることは、お勧めできません。

肩を温めるための準備運動だと思って、今回紹介した「“キツネさん”の肩回し」を行ってから、さまざまな肩こりのためのストレッチ法に取り組むとよいでしょう。

そうすれば、肩の筋肉を痛めませんし、ストレッチ効果も高まることになるのではないでしょうか。

このような意味からも、今回ご紹介した「“キツネさん”の肩回し」を、ぜひとも活用して頂けると有難いです。

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